【古城池高校合格のS.A君のケース】合格までの軌跡
S君は2年間指導をさせていただきました。最初は数学のみ、途中から数学&理科の2科目を指導させていただきました。
S君を一言で言うなら「スーパー素直」な子。
私のアドバイスなどをよく聞いてくれて、その都度実行してくれました。
弱点は「理解力が少し低いこと」「意識が他に逸れやすいこと」「友達との比較で自分を卑下すること」
まず、理解力の部分は基礎がしっかりとしていない事に大きな原因がありました。
「割合」「分数の計算」「百分率」「速さ」など小学生時代の負の遺産が足を引っ張っていました。
そこで、基礎からもう一度きちんとやり直しをしました。
さらに、説明した内容をもう一度私に向けて解説をしてもらうことで理解できていない箇所を明確にし、その穴を1つ1つ補修していきました。
意識が逸れやすい事に関しては、授業中にボーとしているタイミングで興味のあるたとえ話などを使って意識をもう一度「イマ・ココ」に呼び戻す作業をひたすら繰り返しました。
そうすることで、1年間ほどで集中力が劇的に改善されました。
最初はよくできる友達と比較して
「○○君だったら簡単にやってしまうんだろうな・・・。俺は頭悪いから出来ないけど・・・」など、自分を卑下する言動が目立ちました。
これは、成績が向上してその友達に近づいていくと自然と少なくなりました。
最初は数学がとても苦手で、学校の定期テストで60点~70点程度でしたが、その素直な性格ゆえ私のアドバイスをそのまま実行し、安定して80点~90点台をとれるようになりました。今では得意科目の1つとなっており、定期テストだけでなく各種模試類でも武器になるまでに成長しました。
また、理科が苦手ということで途中から理科も教えさせていただきました。
最初は「理科だけはマジで無理!」と言っていましたが、これも私のアドバイスをきちんと実行してくれ、数学と同じく70点とれたらめちゃくちゃ嬉しいという状態から80点~90点台を安定してとれるようになりました。
指導を始めさせていただいた時には、少し成績に不安があったS君。
しかし、このように2年間で順調な成績アップを果たし、見事古城池高校に合格することができました。